古材も利用した和の小さな家 12坪ハウス

木戸、琵琶湖の湖西の湖岸の松林と美しい砂浜にほど近い、古くから存在する集落。

北方向を山手とした地形は、比良八講といわれる大風からは風裏になり 眼下の湾は

先の大戦中、水上飛行艇が配備?されていた静かな湾です。

かってこの建築場所に建っていた 木造の蔵は、文政七年建立でした。 江戸時代の蔵でした。

今回の計画は この歴史ある静かな街に、 お二人で住まう木造の離れの建築として、 新たに建てた建物の中に 取り毀しに至った建物の古材を

取り入れて日常の住まいの一部としました。

四季折々の花を飾る柱は 古くから旧家屋を支えてきた柱。 古材の新しい、これからの時間は 住まうオーナー様の愉しみとなるでしょう。