－琵琶湖畔の商業施設－

ロケーションが良いという言葉が正しいかどうか、この現場に関して言えば あまり重要ではないでしょう。

設計当初は、まわりの景観の良さを、敷地まるごとを取り込むことに 専念しましたが、

計画をすすめるうちにそうではないように感じました。

無理に周辺環境を取り込むことが、逆に不自然に思えるようになり

敷地に立っていても、

建物内に居ながらも 視線の先には美しい風景が

無理なく視線に入るように 建物内を細かく仕切らずに各スペースから 同様に景観を愉しめるように、

建物形状は雁行させるプランとしました。