リビング吹き抜け・ガラスブロック
1F動線は行き止まりにならないように、 またユーティリティは通路と収納を兼ねております。
-吹抜けリビング-
間取りの中心にリビングの吹き抜けを配置してあります。南面の吹き抜けですが、バルコニーの大きな窓を通しての採光なので、直射日光はバルコニーの床で遮断し快適な吹き抜けとなっています。
-2階ホールと吹き抜け建具-
ホールにつながる吹き抜けは明るさを優先しながらも折れ戸建具で空間を仕切れるように、冬の暖房の節約を考慮しています。
-バルコニーにガラスブロックを-
ガラスブロックを壁に入れてバルコニーの足元の明るさと隣接する引き抜けへのガラスブロックによる反射採光をとりいれるよう工夫しています。
バルコニーの床は吹き抜けへの直射をうまく遮ります。
ーガラスブロック キッチンを明るくー
縦に長い窓は上下まどとFIXを合わせた連窓、通気のためのルーバー窓とガラスブロックで明るさを確保しています。
ー書斎 書庫ー
書籍を多く保有される施主様のための
書斎と書庫です。古い水屋は先代が使われていた什器です。
ーラック 雑誌の置場ー
気軽に読めてしばらくは保存したい、すぐに手に取れるように表紙を見せたい。
そんな場所をとらない薄型のラックをリビングの隅にあれば大変便利です。ラックの背板は軽量化のために三角の切り取りを入れています。
2Fホールはガラスを多用し、家全体への採光を行き渡らせます。
バルコニーにはガラスブロックを仕込み、建物の中心へのホールに光をなるべく導くようにしています。
光と風を感じる家 三方道路の土地の利を生かした家です。
滋賀県湖西の地理条件を生かした風の道を取り入れ、 南面採光を重視したリビングの拭き抜けの配置は
建物の中心部にあり、冷暖房の際、仕切りは開閉窓になっています。
リビングからホールの壁は珪藻土に寒水を混ぜ、厚みを持たし、 和室の左官壁はスサ入りの珪藻土で仕上げました。
柔らかい雰囲気を表現するため照明はすべて間接照明です。
クライアントご夫妻のさまざまなアイデアを造形した 自然素材あふれる家です。
--大津市朝日 新築--
【参考資料】
建築面積 96.90㎡
延床面積 152.00㎡
敷地面積 266㎡
規模 地上2階構造 W
居住家族構成 夫婦+子供2
西川真悟建築設計 一級建築士事務所
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